- 『休職・休学をしている』
- 『今後何をしていていいのかわからない』
- 『これから何をすればいいかわからない』
そんな皆さんへ記事を書いています
みゾーンと申します
私は2021年12月に適応障害を発症し、休職しました
これまでは平日は仕事、土日休み
休みの日は子供と遊んだり、本やブログを読んでいましたが、平日もすることがなくなってしまいました
普段職場にいる時間に家にいるという情けなさと家族を養うことへの不安がものすごくありました
頭の中は不安でぐちゃぐちゃ
何かを考えては消える
1つのことに集中できない
ブログを書くこともできないし、書いてみても何書いているかわからない状態になっていました
ただ不安には波があり、心が落ち着いているときには何かしてみようと取り組んだことをぽつぽつと書いていきます
今回は「適応障害について知る」です
適応障害を知る目的やその中で分かったこと、実践したことをを紹介します
私自身発症から1ヶ月近く経ち、現在は復職に向けて医師の指示のもと復職訓練をしています
調子がいい時もあれば悪い時もあります
調子のいい時に取り組んだことを記事にまとめ更新していきます
なぜ適応障害になったかはこちらの記事をご覧ください
目的
自分の現状と適応障害の全体像を知るため
敵がわからなければ対処の仕方もわからない
どういうものかを知っていくことでこれから何を行っていけばいいかを考えようと思いました
またその中で実施できることはやっていこうと思いました
「適応障害」を知るために行ったこと
適応障害をあらゆる媒体で検索し徹底的見たり読んだりしました
- ブログ
- web記事
- YouTube
- 適応障害について書かれた書籍
共通点を見つけたり、「これいいな」と思うことをピックアップして行動しました
共通点やわかったこと
- 発症する方の年齢は関係ない
- 比較的まじめな人が発症する
- 新しい取り組みや環境に置かれた人がなりやすい
- 新しい環境で頑張ろうと思っている人ほど発症する
- 周囲で理解してくれる人がいる、一方理解できない人もいる
- 休職期間は人それぞれで最低1カ月長いと3年近くなる
- 医師の診断で休職、休学となる
- 会社によっては休職手当として給与の全額が出る
- 給与が出ない会社もある
- 再度発症してしまう方もいる
- 最終的に退職される方が多い
- 退職した場合、2年6カ月は失業保険が出る(収入前職の70%)
どの書籍や媒体でも「わかるわかる」とうなずきながら読むことができるものばかりした
「自分だけじゃないんだ」と思えたので、少し心を落ち着かせることができました
完治される方もいましたが、時々つらくなったらこうする、といった対処方法を書かれている方もいました
私の場合は考えることが好きだしそのせいで考えすぎてしまうと思ったので、治すというより不安が出ないようにコントロールするが近いと感じています
また、休職すると給与の面が不安になります
会社によって違うとわかったので私も会社に確認しました
もし休職中の給与について不安がある場合は会社に確認することをおすすめします
もし退職となったときのの生活保障については両学長の動画が参考になりました
調べてから行ったこと
本などを読んでいく中でみなさんが行っていたことやこれならできるかもと思ったことを実践しました
「何がしたいか」を考える
自分のこれまでを書きだす
「何がしたいか」を考える
ブログなどで多く紹介されていた本がありました
乃樹愛(のきあ)著『なんで私が適応障害に?』(合同出版株式会社発行)
著者の方が実際になった体験が描かれていてつらい話ではあるのですが希望があり、かわいいイラストのため読みやすかったです
その中で主治医さんが主人公(著者)に伝えたセリフが心に残りました
大切なのはどう”すべき”かではなくて、乃木愛さんがどう”したい”かですよ
『なんで私が適応障害に⁉︎』
「何をしたいか」を考えることで現在の自分と向き合うことができる
今まで自分と向き合うことから逃げていました
病気になったことは一つのチャンス、やるしかないと考えるようになりました
自分の価値観を考える
「自分のしたいこと」を考えたときに何から始めればいいのかわからなかったので
まずは自分の価値観について考えるようにしました
オンラインコミュニティ「リベシティ」で「価値観マップ」として自分の行いたいことや大事にしていることを書きだしているのを思い出し、改めてまとめていくことにしました
まだ作り途中ですが頭が整理されていくのでやっていてよかったです
自分のこれまでを書きだす
読んだ書籍の中でカウンセリングの1つとして自分のこれまでを書きだすという方法があったので実践しました
こちらの書籍を参考にしました
あやべさん著『ぼくの働き方改革は、適応障害からはじまった』(株式会社まんがびと発行)
ワークの内容
ワークの内容は以下の通りです
必要なもの:ノートとボールペン
自分のことを振り返る
- 自分の今のストレスをひたすら書き出す
- 仕事の中で覚えているいやなことを書きだす
- 仕事の中で覚えているほめられたことを書きだす
- 書き出したことを誰かに見てもらいほめてもらう
- 自分が子供のころに覚えているいやなことを書きだす
- 子供のころに覚えているほめられたことを書きだす
- 書き出したことを誰かに見てもらいほめてもらう
- 自分を振り返って「好き嫌い」を理解する
- すべてできた自分をほめる
働き方を考える
- 今の仕事が好きか考える
- 今の仕事がやりたいか考える
- 仕事をするために自分の考えていることを考える
- 自分ができることを考える
- 自分が興味ある仕事を考える
- 自分がやりたくないと思う仕事を考える
考えることが好きだし書き出すのも好きだったので行ってみました
実践していた時が一番頭がグルグルしていました
自分のことを書いていくと不安が抜けていく感覚がありました
取り組んでいる中で気づいたことは自己肯定感がなくなってしまっていたんだとということでした
ワークで大事なことは「書くこと」と「見ること」です
書くことで頭の外に出ていき、見ることで客観的に自分の思いや経歴を理解することができました
ことあるごとに見るようにしています
著者の「あやべさん」は適応障害を発症後「働き方」を変え転職されました
先ほど紹介したワークを行うきっかけやあやべさんの「働き方改革」はとても参考になりました
私も転職活動をしてみようと思い転職サイトもしてあったものとは別に複数登録し、エージェントと話し合いを始めました
書籍はAmazon Kindleで読むことができます
ご興味ありましたらぜひ手に取ってみてください
まとめ:現状を知り「長期目線」と「考え方のクセ」を理解する
私が行ったことは「自分の現状と適応障害を知る」ということでした
書籍などで適応障害の全体像を知ったことで「すぐに復帰しないと」といった焦りはなくなりました
むしろ適応障害とはこれからずっと付き合っていくものになるだろうという長期の視点を持つことができました
さらに自分の考え方のクセを理解していく必要があるなと感じました
価値観マップを作りながら「自分が何をしたいのか」自分の「考え方」や「大事にしたいこと」と向き合っていきます
また、ワークで行ったノートは常に持ち歩くようにし、ことあるごとに読み返しています
自分を客観的にみる、そして好きになれるように少しずつですが前に進んでいきます
おわりに:主治医からの忠告
私の主治医にこの話をしたときに忠告がありました
適応障害について調べていくうちに精神的にきつくなる場合は中断してください
書き出していく作業や考えることも無理なく自分のできる範囲で行っていきましょう
以上参考になれば嬉しいです
ありがとうございました
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